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天白橋の内視鏡ブログ

便秘に即効性のある改善法を医師が解説|薬に頼らない5つの対策

現代社会において、便秘は多くの人が抱える悩みのひとつ。お腹の張りや不快感、スッキリしない感覚は、日常生活に大きな影を落とします。150万人が苦しむこの症状、実は適切な対処法を知れば改善できる可能性が高いことをご存知でしょうか? 安易に薬に頼る前に、生活習慣の見直しから始めてみませんか?

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この記事では、内科医が便秘を薬に頼らず改善するための5つの効果的な方法を伝授。食生活の改善、適度の運動、生活リズムの見直し、便意を我慢しないこと、そしてストレスを溜めない生活。どれも今日から実践できる手軽なものばかりです。便秘の原因やタイプを理解し、自分に合った対策を見つけることで、快適な毎日への第一歩を踏み出しましょう。

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薬に頼らず便秘を改善する5つの生活習慣

便秘は、多くの方が経験するよくある症状です。お腹の張りや不快感、スッキリしない感覚、残便感など、様々な症状が現れ、日常生活に支障をきたすこともあります。当院は内科・内視鏡クリニックとして、地域住民の皆様の健康をサポートしており、便秘のご相談も数多く承っております。便秘は適切な対処によって改善できる場合が多く、安易に薬に頼るのではなく、まずは生活習慣の見直しから始めてみましょう。今回は、薬を使わずに便秘を改善するための5つの方法を、内科医の立場からわかりやすく解説します。

薬に頼らず便秘を改善する5つの生活習慣
薬に頼らず便秘を改善する5つの生活習慣

食生活の改善:食物繊維と水分を積極的に摂る

便秘の改善には、食生活の見直しが非常に重要です。特に、食物繊維と水分の摂取は、便秘解消の鍵となります。食物繊維は、大きく分けて水溶性と不溶性の2種類があり、それぞれ異なる働きで腸内環境を整えます。

水溶性食物繊維は、水に溶けてゲル状になり、便をやわらかくする働きがあります。また、腸内細菌のエサとなり、腸内環境を良好に保つ効果も期待できます。果物(りんご、バナナ、みかんなど)、海藻類(わかめ、昆布など)に多く含まれていますので、積極的に摂り入れましょう。

不溶性食物繊維は、水に溶けずに便のかさを増やし、腸の動きを活発にすることで排便を促します。野菜(ごぼう、ほうれん草、ブロッコリーなど)、穀物(玄米、全粒粉パンなど)に多く含まれています。

水分は、便をやわらかくし、スムーズな排便のために不可欠です。1日に1.5~2リットルを目安に、こまめに水分を摂ることを心がけてください。特に、朝起きた時にコップ1杯の水を飲むと、腸の動きが刺激され、排便を促す効果が期待できます。

外来で便秘の相談を受けた際によくお伝えするのは、「便の材料」と「便を運ぶ力」の両方が必要だということです。食物繊維は便の材料となり、水分は便を運びやすくする役割を担っています。この2つのバランスが崩れると、便秘につながりやすくなります。

適度な運動:軽い運動で腸の動きを活発に

運動不足は、腸の動きを鈍くさせ、便秘を悪化させる要因となります。激しい運動は必要ありません。ウォーキングや軽いジョギング、ストレッチ、ヨガなど、日常生活の中で無理なく続けられる運動を見つけ、習慣化することが大切です。運動によって腸の蠕動(ぜんどう)運動、つまり腸が内容物を送る動きが活発になり、排便が促されます。

当院では、患者さんの状態に合わせて、適切な運動方法をアドバイスしています。例えば、デスクワーク中心の方には、1時間に1回程度立ち上がって歩くことをお勧めしています。

生活リズムの改善:規則正しい睡眠と排便習慣

私たちの体は、体内時計によってコントロールされています。不規則な生活は体内時計を乱し、腸の動きにも悪影響を及ぼします。規則正しい生活を送り、体内時計を整えることで、自律神経のバランスが整い、自然な排便リズムを取り戻すことができます。

毎日同じ時間に起床し、朝食を摂る習慣を身につけましょう。特に、朝食後は胃・結腸反射といって、結腸の運動が活発になるため、このタイミングでトイレに行く習慣をつけるのが効果的です。十分な睡眠時間を確保することも大切です。睡眠不足は自律神経のバランスを崩し、便秘を悪化させる可能性があります。

便意を我慢しない:便意を感じたらすぐにトイレへ

便意を感じたら、すぐにトイレに行くことは非常に重要です。便意を我慢すると、水分が腸に吸収されて便が硬くなり、排便が困難になります。また、便意を我慢する習慣が続くと、直腸のセンサーが鈍感になり、便意を感じにくくなってしまい、さらに便秘が悪化するという悪循環に陥ってしまいます。

ストレスを溜めない:リラックスする時間を作る

ストレスは、自律神経のバランスを崩し、様々な体の不調を引き起こす原因となります。便秘もその一つです。過度なストレスは、腸の動きを阻害し、便秘を悪化させる可能性があります。ストレスを溜め込まないよう、意識的にリラックスする時間を作るようにしましょう。

好きな音楽を聴く、アロマを焚く、ゆっくりとお風呂に浸かる、読書をする、映画鑑賞をするなど、自分がリラックスできる方法を見つけることが大切です。心身ともにリラックスすることで、自律神経のバランスが整い、腸の働きも正常化しやすくなります。

日常生活の中で、ご紹介した5つの方法を意識的に実践することで、便秘の改善につながるはずです。しかし、これらの方法を試しても改善が見られない場合や、強い腹痛や血便などの症状がある場合は、自己判断せずに医療機関を受診しましょう。天白橋内科内視鏡クリニックでは、便秘に関するご相談も承っております。お気軽にご相談ください。

 

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便秘のタイプと原因を知る

便秘でお悩みの方は、どのタイプの便秘で、何が原因なのか理解することで、より効果的な対策を立てることができます。便秘には様々なタイプと原因があり、それぞれに合った対策が必要です。ここでは、代表的な便秘のタイプと原因を、当院で実際に患者様からご相談いただく内容を交えながら、わかりやすく解説します。

便秘のタイプと原因を知る
便秘のタイプと原因を知る

機能性便秘:大腸の運動機能の低下

機能性便秘とは、大腸の運動機能が低下し、便がスムーズに排出されない状態です。原因は様々ですが、大きく3つのタイプに分けられます。それぞれのタイプの特徴を理解することで、自分に合った対策を見つけることができます。

  1. 弛緩性便秘: 大腸の動きが全体的に弱くなっているタイプです。加齢や運動不足、食物繊維の不足などが原因として考えられます。便が直腸まで届くまでに時間がかかり、水分が過剰に吸収されてしまうため、便が硬くなってしまいます。お腹が張ったり、残便感があるといった症状が現れやすいです。特に、デスクワーク中心の方や、運動習慣が少ない方は注意が必要です。

  2. 痙攣性便秘: 大腸の一部が過剰に収縮してしまい、便がうまく運ばれなくなるタイプです。ストレスや過敏性腸症候群などが原因となることがあります。腸が不規則に収縮することで、便がスムーズに進まず、ウサギの糞のようなコロコロとした硬い便が出ることが特徴です。腹痛を伴う場合もあります。ストレスを感じやすい方や、お腹が痛くなりやすい方は、このタイプの便秘の可能性があります。

  3. 直腸性便秘: 便意を感じにくい、あるいは感じても排便がうまくできないタイプです。便意を我慢する習慣がある方に多くみられます。直腸に便が到達しても、脳に信号が伝わりにくいため、排便がスムーズに行われません。本来であれば排便すべき時に我慢してしまうことで、直腸の感受性が低下し、慢性的な便秘につながる可能性があります。

器質性便秘:大腸の疾患による便秘

器質性便秘は大腸の病気が原因で起こる便秘です。大腸がんや腸閉塞、憩室炎など、様々な病気が便秘を引き起こす可能性があります。大腸がんの場合、腫瘍が腸管を狭窄させることで便の通過を妨げ、便秘を引き起こします。憩室炎では、炎症によって腸管が狭くなり、便の通過が困難になることがあります。これらの病気は便秘以外にも、腹痛や血便、体重減少などの症状を伴うことが多いため、便秘が続く場合は医療機関を受診し、適切な検査を受けることが重要です。当院では、大腸内視鏡検査などを通して、便秘の原因となる病気を詳しく調べることが可能です。

薬剤性便秘:服用している薬の影響

薬剤性便秘とは、服用している薬の副作用によって便秘が起こることを指します。例えば、一部の鎮痛剤や抗うつ薬、鉄剤などは便秘を引き起こすことがあります。これらの薬は、腸の動きを抑制する作用があるため、便がスムーズに排出されにくくなります。服用している薬が原因で便秘になっている可能性がある場合は、自己判断で薬を中止せずに、医師や薬剤師に相談することが大切です。薬の種類を変更したり、便秘に対する薬を処方してもらうことで改善できる場合があります。

加齢による便秘:腸の機能低下

年齢を重ねると、腸の筋肉が衰え、ぜん動運動が低下するため、便秘になりやすくなります。これは自然な老化現象の一つですが、日常生活に支障をきたす場合は対策が必要です。加齢とともに食事量が減ったり、水分摂取量が不足したりすることも便秘を助長する要因となります。高齢者の便秘は、脱水症状や腸閉塞などの深刻な合併症を引き起こす可能性もあるため、注意が必要です。

その他の疾患による便秘

便秘は、大腸の病気以外にも、様々な病気が原因で起こることがあります。例えば、糖尿病や甲状腺機能低下症、パーキンソン病などの病気は、自律神経の働きに影響を与え、便秘を引き起こすことがあります。また、うつ病などの精神疾患も便秘の原因となることがあります。これらの疾患は、ホルモンバランスや神経伝達物質の異常を引き起こし、腸の運動機能に影響を与えます。便秘が長引く場合は、他の病気のサインである可能性もあるため、自己判断せずに医療機関を受診することが大切です。当院では、内科全般の診療を行っており、便秘の原因を詳しく調べ、適切な治療を提供することができますので、お気軽にご相談ください。

名古屋市天白区の天白橋内科内視鏡クリニックで便秘を相談

便秘でお悩みの方は、ぜひ当クリニックへご相談ください。便秘はありふれた症状ですが、その奥には様々な原因が潜んでいる可能性があります。当クリニックでは、内科全般の診療、そして内視鏡専門医としての知見を活かし、患者様一人ひとりの症状やお悩みに寄り添いながら、最適な治療法をご提案いたします。

名古屋市天白区の天白橋内科内視鏡クリニックで便秘を相談
名古屋市天白区の天白橋内科内視鏡クリニックで便秘を相談

便秘に関する様々な悩みに対応

「便秘」と一言で言っても、実はその症状は実に様々です。毎日排便がない、便が硬くて出にくい、残便感がある、お腹が張る、といったように、患者様によって訴える症状は異なります。

また、便秘の背景には、食生活の乱れ、運動不足、ストレス、加齢、あるいは腸の病気など、多様な原因が考えられます。

当クリニックでは、こうした便秘にまつわる様々な症状や原因に対して、幅広く対応しています。問診や検査を通して原因を丁寧に特定し、患者様に最適な治療プランを一緒に考えていきます。

検査と適切な診断

便秘の原因を特定するために、当クリニックでは必要な検査を適切に行います。例えば、大腸カメラ(大腸内視鏡検査)では、大腸内部を直接観察することで、ポリープやがんなど、病気が隠れていないかを調べることができます。

その他にも、症状や診察所見に応じて、腹部X線検査、血液検査などを行うこともあります。これらの検査結果と問診、診察所見を総合的に判断することで、患者様の便秘の原因を正確に診断します。内視鏡専門医、そして内科医として、多角的な視点から原因を探っていきます。

薬物療法、生活指導など一人ひとりに合わせた治療

便秘の治療は、画一的なものではありません。患者様の症状や原因、年齢、生活習慣などを考慮し、一人ひとりに最適な治療プランを作成します。

薬物療法としては、便を柔らかくする薬や腸の動きを促進する薬など、様々な種類があります。患者様の状態に合わせて、適切な薬を選択し、処方します。

もちろん薬物療法だけが全てではありません。食生活の改善、運動療法、排便習慣の改善といった生活指導も重要です。日常生活の中で無理なく続けられる方法を一緒に考え、患者様をサポートいたします。

原駅徒歩2分の通いやすいクリニック

当クリニックは、名古屋市営地下鉄鶴舞線「原駅」より徒歩2分というアクセスの良い場所にあります。通勤・通学途中や、お買い物のついでにも気軽に立ち寄ることが可能です。

また、近隣にはバス停もあり、公共交通機関をご利用の方にも便利です。地域の皆様にとって通いやすいクリニックを目指していますので、些細なことでもお気軽にご相談ください。

提携駐車場完備で車での来院も便利

当クリニックは提携駐車場を完備しており、車での来院も可能です。受付にて駐車券をご提示いただければ、無料駐車券をお渡しいたします。遠方からお越しの方、お子様連れの方、お体の不自由な方にも安心してご来院いただけます。

 

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まとめ

便秘でお悩みの方は、まず生活習慣の見直しから始めてみましょう。食物繊維と水分の摂取、適度な運動、規則正しい生活、便意を我慢しない、ストレスを溜めない、この5つのポイントを意識してみてください。 便秘には様々なタイプがあり、原因も人それぞれです。自己判断せず、症状が改善しない場合や不安な場合は、医療機関に相談することも考えてみてください。 あなたの快適な毎日を応援しています。

 

令和7年5月28日 天白橋内科内視鏡クリニック 院長 野田久嗣

・医学博士
・日本内科学会認定内科医
・日本消化器病学会消化器病専門医
・日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医

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