おしりを見られて恥ずかしい?大腸カメラの不安を解説!!
名古屋市天白区の天白橋内科内視鏡クリニックの院長野田です。
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当院に受診しようか迷われている方で、当院のGoogle口コミに対する返事に違和感を感じる方もおられると思います。
一度当院の口コミに関する考え方をお目通し頂き、ご理解いただけるのであれば院長と相性がいいと思います。
口コミに対する思い→ここから
みなさんお待たせしました。
お待たせし過ぎたかもしれませんし、誰もお待ちではないかもしれません。
専門医がお答えシリーズです!
前回も好評だった大腸カメラについて、さらに続けて解説していきます!
大腸カメラ検査はがんの早期発見・早期治療に大変効果的な検査です。しかし、なんとなく恥ずかしい、不安、という理由で避けてしまってはいませんか?患者さんにとっては確かに、少し恥ずかしいかもしれませんが、本当に少しです!普段なかなか知ることのない大腸カメラの様子を解説し、みなさんの不安解消に役立てていただけると幸いです。
🦊大腸カメラの目的とは?
大腸カメラ(下部消化管内視鏡)は、大腸癌になる前のポリープを取ってしまう、大腸癌の早期発見をすることを最大の目的としています。そのため、腸の中身をみることに99%の時間を費やします。実はおしり(肛門)を見るのはカメラがそこにきちんと入るようにするための一瞬だけです。時間にして2-3秒程度です。大腸カメラを勧められているのに、恥ずかしいという理由で受けずにいると、そのうち大腸癌となってしまい、恥ずかしいどころではない問題になる可能性があります。
🦊大腸カメラの準備
大腸カメラは前日の食事管理に気を付けていただき、当日の液体下剤(モビプレップ)を飲み、腸の中をきれいさっぱり洗浄することで準備が整います。検査が近づいたら、個室で通常の下着を脱いでいただき、検査用の短パンのようなものに履き替えます。そのまま大腸カメラができるように、お尻の部分に穴が開いているのですが、布が折り重なっており、一見外からみてもおしりが空いているような服には見えません。
鎮静薬でぼんやり眠っている間に検査を終わらせることも可能です。
鎮静薬(ミダゾラム)を用いて、眠っている間に検査を終わらせることも可能です。暗い検査室に横になり、準備が整ったら眠る薬を点滴から投与します。そうすることで、大腸カメラの不安や痛みをより緩和することが出来ます。特にポリープ切除で大腸カメラが長くなる場合には、使っていただいた方がより効果的です。もちろん鎮静薬を使うことによるデメリットもありますので、事前に詳しく説明いたします。
🦊大腸カメラ挿入前に
検査室は大腸カメラの映像を見やすくするために、暗くなっています。そのためおしりを明るいところで見られるというのは基本的にありません。スムーズにカメラが入るように、肛門に潤滑剤を塗ります。この際、肛門から入ってすぐに大きなポリープや癌があったらカメラで傷つけてしまう恐れがありますので、そのようなものがないか簡単に指診をします。ただ、よっぽど肛門の出口に病気がある場合を除いて、じろじろと見ることは決してありません。
🦊大腸カメラ開始
続いて肛門にカメラをいれていきます。この際、位置を確認するために一瞬お尻をみますが、3秒以内で済むことがほとんどです。そのあとは、検査着の折り重なった布により、ほとんどお尻は見えなくなります。安心して検査を受けることが可能です。検査中は身体の方向よりもほとんどモニターをみて操作します。熟練した医師は、カメラを持つ手の感覚と映像だけで、どのように進んでいるのかほとんど把握できます。大腸の一番奥、盲腸のあたりまでカメラをすすめたら、ゆっくり戻りながら腸の中を観察していきます。肛門の内側ギリギリのラインまで丁寧に観察したら検査終了です。あとはカメラを抜くだけで、改めておしりをみることはありません。
🦊大腸カメラは恥ずかしい?
普段決して他人に見せることのないおしりを見られるのは、たしかに抵抗があると思います。ですが、このように、工夫された検査着、暗い検査室、外側のおしりをみるのはカメラを入れる直前の非常に一瞬ですので、思っていたほどの恥ずかしさはないという人がほとんどです。検査の99%の時間は腸の中を見ますので、基本的に恥ずかしいものではありません。もちろん鎮静薬を使用して、よりリラックスした状態にするのもよいでしょう。
また医療従事者にとっては、患者さんのおしりを見てしまうということに関して、「なんとも思っていない」というのが本音だと思います。検査のために必要だから見てしまう、それ以上でもそれ以下でもないともいます。だからといって羞恥心に配慮しないのは論外ですね。こういった点に十分配慮した医療機関を選ぶことも大切です。
🦊当院大腸カメラの特徴
当院では、全ての方に消化器内視鏡専門医による検査を受けていただくことが出来ます。大腸カメラや胃カメラの検査・治療に特化したクリニックとしての役割を果たせるよう尽力しております。患者様の不安、恥ずかしさ、痛みなどに対して、十分理解しトレーニングを積んだスタッフが対応させていただきますので、安心して検査を受けていただくことができます。
恥ずかしさの少ない大腸カメラは天白橋内科内視鏡クリニックへ!
大腸カメラ検査は、大腸疾患の早期発見や治療にとても有効な検査です。しかし、様々な理由から恥ずかしさや苦痛を伴う可能性があります。
当院の大腸カメラ検査は、最大限恥ずかしさや痛みに配慮しており、リラックスした雰囲気で、素早い検査と専門医による診断が可能です。これまでの検査でトラウマがある方にも是非お気軽に検査を受けていただきたいです。
大腸検査を検討中の方は当院へお問い合わせ下さい。
全ては患者さんの「もっと早く検査や治療しとけばよかった・・・」を無くしたいから。
詳しくは当院のホームページ (←こちらをクリック)からどうぞ。
天白橋内科内視鏡クリニック 院長 野田久嗣
・医学博士
・日本内科学会認定内科医
・日本消化器病学会消化器病専門医
・日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医
・がん治療認定医
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