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天白橋の内視鏡ブログ

「女性のための大腸カメラガイド|恥ずかしさ・痛みを解消」

大腸内視鏡検査

「大腸カメラ検査を受けたいけれど、恥ずかしさや痛みが心配…」多くの女性が抱える悩みに、共感する方も多いのではないでしょうか? 実は、日本における女性のがん死亡原因のトップは大腸がんです(2021年人口動態統計)。だからこそ、早期発見のための検査は重要です。

当クリニックでは、女性の皆さまが安心して検査を受けられるよう、様々な工夫を凝らしています。肛門部分にスリットが入った検査着や、毛の処理不要といった配慮はもちろん、鎮静剤の使用で痛みや不安を軽減。女性医師による対応も可能です。

この記事では、当クリニックの女性向け大腸カメラ検査の特徴を詳しくご紹介します。快適に検査を受けるためのヒントが満載ですので、ぜひご一読ください。

【この記事の著者のご紹介】
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内視鏡といえば天白橋。内科もやっぱり天白橋。天白橋内科内視鏡クリニックの院長野田です。

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女性のための安心・快適な大腸カメラ検査

大腸カメラ検査は、大腸がんの早期発見や治療に不可欠な検査です。しかし、「恥ずかしい」「痛い」といったイメージから、特に女性にとっては抵抗感がある方も少なくありません。実際、多くの女性が同じような不安を抱えながら検査を受けています。

天白橋内科内視鏡クリニックでは、女性の皆さまが安心して大腸カメラ検査を受けていただけるよう、様々な工夫を凝らしています。リラックスして検査に臨めるよう、スタッフ一同サポートいたしますので、どうぞお気軽にご相談ください。

女性のための安心・快適な大腸カメラ検査
女性のための安心・快適な大腸カメラ検査

恥ずかしさを軽減する工夫

検査を受ける際の恥ずかしさは、女性にとって大きな負担となります。そこで、当クリニックでは、以下の工夫で恥ずかしさを軽減し、安心して検査を受けていただける環境を整えています。

  • 検査着: 肛門部分にスリットが入った検査着を使用します。検査中も、必要最小限の露出に留め、お尻や肛門が常に露出していることはありませんのでご安心ください。
  • 毛の処理: 肛門周囲の毛の処理は不要です。自己処理の必要はありませんので、ご自身の負担を軽減できます。
  • 便: 検査前に下剤を服用して腸内をきれいにしますので、検査中に便が出ることはほとんどありません。万が一、便が残っていた場合でも、内視鏡に吸引機能が備わっていますので、速やかに除去し、検査をスムーズに進めることができます。
  • 生理: 検査当日に生理になった場合でも、多くの場合、検査は可能です。タンポンを使用することで対応できます。ただし、体調が優れない場合は、無理せず医師にご相談ください。

痛みを最小限に抑える鎮静剤の使用

大腸カメラ検査は「痛い」というイメージをお持ちの方も多いかもしれません。しかし、当クリニックでは、鎮静剤を使用することで痛みや不安、恥ずかしさを軽減できます。

鎮静剤を使用すると、検査中は眠っているような状態になります。そのため、検査中の痛みをほとんど感じることなく、検査を終えることができます。検査後、鎮静剤の効果が切れるまで1~2時間程度の安静が必要ですが、個室をご用意していますので、ご自身のペースでゆっくりとお休みいただけます。

女性医師による丁寧な対応

「男性医師には相談しづらい」という方もいらっしゃるかもしれません。当クリニックでは、ご希望があれば女性医師が検査を担当いたしますので、お気軽にご相談ください。女性の立場だからこそ理解できる、きめ細やかな対応を心がけています。

ただし、女性医師の担当は、ご予約状況や時間帯によっては難しい場合もございます。ご希望の場合は、ご予約時にお申し出いただけるとスムーズです。

プライバシーへの配慮

プライバシーへの配慮は、医療機関として当然の責務です。当クリニックでは、露出部分を最低限に抑えた検査着を使用するのはもちろんのこと、腰から下にタオルをかけたり、検査室の照明を調整したりするなど、細やかな配慮を徹底しています。

安心して検査に集中できる環境づくりを心がけていますので、ご安心ください。

検査前の不安や疑問への対応

大腸カメラ検査を受けるにあたって、不安や疑問を抱えている方もいらっしゃるかと思います。「食事はどうすればいいの?」「下剤の飲み方は?」など、どんな些細なことでも、お気軽にご質問ください。経験豊富なスタッフが、わかりやすく丁寧にお答えいたします。

検査前の丁寧な説明で、患者さんの不安を解消し、安心して検査を受けていただけるよう努めています。当院は内科・内視鏡クリニックとして、地域医療に貢献するため、風邪や生活習慣病、アレルギーなど、内科全般のご相談も承っております。お気軽にご来院ください。なお、当院では新型コロナウイルス感染症の検査にNEAR法を採用しています。

大腸カメラ検査で分かること・見つかる病気

大腸カメラ検査は、内視鏡という細いカメラを肛門から挿入し、大腸の内部を直接観察する検査です。これにより、大腸の様々な病気を早期に発見し、適切な治療につなげることが可能です。当院は内科内視鏡クリニックですので、内視鏡専門医が検査を担当いたします。内科全般のご相談も承っておりますので、お気軽にお越しください。

大腸カメラ検査で分かること・見つかる病気には、以下のようなものがあります。

  • 大腸ポリープ
  • 大腸がん
  • 炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)
  • 大腸憩室症
  • 虚血性大腸炎
  • 感染性腸炎
大腸カメラ検査で分かること・見つかる病気
大腸カメラ検査で分かること・見つかる病気

大腸ポリープの種類と特徴

大腸ポリープとは、大腸の粘膜の一部が隆起した病変です。大きさや形は様々で、数ミリ程度の小さなものから数センチの大きなものまであります。ポリープの中には、将来的にがん化する可能性のあるものがあるため、注意が必要です。

大腸ポリープは、主に以下の3つのタイプに分類されます。

  1. 腺腫性ポリープ: がん化の可能性のあるポリープです。腺腫性ポリープの中でも、絨毛状腺腫はがん化のリスクが高いとされています。
  2. 過形成性ポリープ: がん化の可能性が低いポリープです。小さくて平らな形をしていることが多く、無症状である場合も多いです。
  3. 炎症性ポリープ: 炎症によって生じるポリープです。潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患に伴って発生することがあります。

大腸ポリープは自覚症状がない場合も多いですが、大きくなると出血や粘液便などの症状が現れることがあります。

大腸がんの早期発見

大腸がんは、早期に発見できれば治癒率の高いがんです。大腸カメラ検査は、大腸がんの早期発見に非常に有効な検査です。

大腸がんは初期の段階では自覚症状がないことが多いため、定期的な検査が重要です。進行すると、血便、腹痛、便秘、下痢などの症状が現れることがあります。また、貧血や体重減少といった全身症状が現れることもあります。

早期の大腸がんは、大腸カメラ検査で発見し、切除することで治癒が期待できます。

大腸がんは、日本人の女性において最も死亡者数の多いがんです(2021年人口動態統計)。早期発見のためにも、大腸カメラ検査は非常に重要です。

炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)の診断

炎症性腸疾患は、大腸に炎症が慢性的に続く病気です。代表的なものに、潰瘍性大腸炎とクローン病があります。

  • 潰瘍性大腸炎: 大腸の粘膜に炎症が起こり、びらんや潰瘍ができる病気です。血便、下痢、腹痛などの症状が現れます。炎症は直腸から始まり、連続的に広がっていく特徴があります。
  • クローン病: 口から肛門までの消化管のどこにでも炎症が起こる可能性のある病気です。腹痛、下痢、発熱、体重減少などの症状が現れます。炎症は飛び飛びに発生することが特徴です。

大腸カメラ検査では、これらの炎症性腸疾患の診断に役立つ情報を得ることができます。

その他の大腸の病気

大腸カメラ検査では、大腸ポリープ、大腸がん、炎症性腸疾患以外にも、以下のような大腸の病気を発見することができます。

  • 大腸憩室症: 大腸の壁に小さな袋状の突起(憩室)ができる病気です。憩室に便などが詰まって炎症を起こすと、大腸憩室炎となります。
  • 虚血性大腸炎: 大腸への血流が不足することで起こる病気です。突然の腹痛、血便などの症状が現れます。
  • 感染性腸炎: 細菌やウイルスによって引き起こされる腸の炎症です。下痢、腹痛、発熱などの症状が現れます。

ポリープ切除について

大腸カメラ検査で見つかったポリープは、検査中に切除できる場合があります。切除したポリープは、病理検査によって種類や性質を詳しく調べます。これにより、がんの有無やがん化のリスクを評価することができます。ポリープの切除は、大腸がんの予防につながる重要な処置です。

ポリープの切除は、スネアというワイヤー状の器具を用いて行います。切除自体は数分程度で終わることが多いですが、ポリープの大きさや数によっては、もう少し時間がかかることもあります。切除に伴う痛みはほとんどありません。

当院では、新型コロナウイルス感染症の検査にNEAR法を採用しています。

大腸カメラ検査当日の流れと下剤服用ガイド

大腸カメラ検査は、大腸の状態を直接観察できるため、様々な病気を早期に発見できる効果的な検査方法です。検査当日の流れや下剤の服用方法を事前に理解しておくことで、スムーズに検査に臨むことができます。当院は内科内視鏡クリニックですので、内視鏡専門医が検査を担当いたします。内科全般のご相談も承っておりますので、お気軽にお越しください。

検査前日の食事・注意点

検査前日の食事は、消化の良いものを選びましょう。具体的には、うどん、おかゆ、白米、豆腐、鶏のささみ、ゆで卵などがおすすめです。反対に、消化に悪いものや食物繊維の多いものは避けましょう。食物繊維は消化されにくく、腸内に残ってしまうため、検査の精度を下げる可能性があります。根菜類、きのこ類、海藻類、豆類、揚げ物などは避けてください。

夕食は21時までに済ませましょう。21時以降に食事をすると、胃や腸に内容物が残ってしまう可能性があり、検査に影響が出る可能性があります。

水分は水やお茶であればいつでも飲んでいただいて構いません。

自分に合った下剤の種類を選択

当クリニックでは、患者さんの体質や生活スタイル、過去の服用経験などを考慮し、複数の下剤の中から最適なものを選択します。錠剤タイプや、水に溶かして飲む液体タイプなど、様々な種類の下剤をご用意しております。下剤の種類によって、効果の発現時間や作用、味などが異なりますので、ご自身の状況に合った下剤を選ぶことが重要です。お気軽にご相談ください。

下剤の正しい服用方法・タイミング

下剤は、決められた量を決められた時間内に服用することが重要です。服用方法やタイミングは、下剤の種類によって異なります。例えば、水に溶かして飲む液体タイプの下剤の場合、1.4~1.8リットル程度の水に溶かし、2時間程度かけてゆっくりと服用します。一度に大量に飲むのではなく、コップ1杯ずつ時間を空けて飲むと、比較的楽に服用できます。

服用後、1時間ほどで便意をもよおし始め、5~8回程度の排便があります。最終的に、黄色い透明な液体のような便になれば、腸内がきれいになったサインです。検査の準備はこれで完了です。

検査当日の持ち物・服装

検査当日は、動きやすく、着脱しやすい服装でお越しください。検査着に着替えていただきますので、ワンピースやスカートではなく、上下が分かれている服装がおすすめです。

検査中はコンタクトレンズを外していただきますので、コンタクトレンズケースをご持参ください。眼鏡をご使用の方は、眼鏡ケースもご用意いただくと便利です。

鎮静剤を使用する場合は、検査後、車や自転車の運転はできません。公共交通機関をご利用いただくか、ご家族やご友人に送迎をお願いいたします。

検査後の生活について

鎮静剤を使用した場合、効果が切れるまで1~2時間程度、院内で安静にしていただきます。その後、ふらつきや眠気がなければ帰宅できます。

検査後、軽い腹痛や腹部膨満感、軽い出血を感じることもありますが、通常は時間の経過とともに改善します。もし症状が続く場合は、クリニックにご連絡ください。

ポリープを切除した場合は、数日間は消化の良い食事を心がけましょう。刺激物やアルコールの摂取、激しい運動も控えてください。日常生活を送る上での注意点や食事の制限などについては、医師から改めて詳しくご説明いたします。

検査結果の説明と今後の流れ

検査終了後、医師から検査結果の説明があります。ポリープなどを切除した場合は、組織を病理検査に提出し、後日改めて結果をご説明いたします。検査結果に基づいて、今後の治療方針や生活指導などについても相談させていただきます。検査に関することだけでなく、他の健康上の不安や疑問についても、お気軽にご質問ください。

当院では新型コロナウイルス感染症の検査にNEAR法を採用しています。風邪や生活習慣病、アレルギーなど、内科全般のご相談も承っておりますので、お気軽にご来院ください。

まとめ

大腸カメラ検査は、大腸がんの早期発見・治療に不可欠です。 「恥ずかしい」「痛い」というイメージをお持ちの方も多いと思いますが、当クリニックでは女性医師の対応や鎮静剤の使用など、様々な工夫で、皆様が安心して検査を受けられる環境を整えています。

検査着は肛門部分にスリットが入っており、露出は最小限です。 毛の処理も不要で、生理中でも検査が可能です。

検査に伴う痛みも、鎮静剤を使用することでほとんど感じません。

検査について不安なことは何でもご相談ください。 丁寧な説明と対応で、安心して検査を受けていただけるようサポートいたします。

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全ては患者さんの「もっと早く治療しとけばよかった・・・」を無くしたいから。

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令和7年6月 23日

天白橋内科内視鏡クリニック 野田久嗣

・医学博士
・日本内科学会認定内科医
・日本消化器病学会消化器病専門医
・日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医