【図解】大腸カメラはどんな時にやるべきか?推奨度を専門医が解説
院長インタビュー 無愛想と言われて。 1〜4話公開中。
当院に受診しようか迷われている方で、当院のGoogle口コミに対する返事に違和感を感じる方もおられると思います。
一度当院の口コミに関する考え方をお目通し頂き、ご理解いただけるのであれば院長と相性がいいと思います。
口コミに対する思い→ここから
「誰でも、簡単に大腸カメラをやった方がいい度合い」がわかるように「大腸カメラ推奨度診断」というフローチャートを作ってみました!
このフローチャート(推奨度診断)をご自身でやっていただくことで、簡単に大腸カメラを直ぐにやった方がいいのか、そんなに急いでやらなくても良さそうなのかがわかると思いますので、是非お役立てください。
なお、本フローチャートは「自覚症状あり」と「自覚症状なし」に別れていますが、
腹痛、下痢、便秘、血便などの症状を自覚している場合は
「自覚症状あり」のフローチャートを、上記の症状が全く当てはまらない場合は「自覚症状なし」のフローチャートをやってみてください。
では、早速どうぞ!
→「自覚症状あり」(クリックでジャンプします。)
→「自覚症状なし」(クリックでジャンプします。)
■目次
腹痛、下痢、便秘、血便など自覚症状がある方は↓この「自覚症状あり」のフローチャートをやってください。
【症状ありの方】
①まず血便があれば「大腸カメラの推奨度3」になりますので、できる限り早急に大腸カメラを予約して検査を受けてください。
②血便のない方は、次に下痢の有無を確認します。下痢がある場合、それがどのくらい続いているのかにより推奨度を確認します。「始まって2週間以内」であれば経過観察で良いでしょう。しかし2週間以上続く場合は、推奨度が2になりますので、一度検査をしておいてください。そしてもし2ヶ月以上続く方は推奨度は3になりますので、できるだけ早急に大腸カメラを受けましょう。
③血便も下痢もない方は便秘はどうでしょう?(便秘もない場合は「症状なし」の診断に進んでください。)もし便秘がある方は保険適用になりますので、大腸カメラ検査をやっておいて損は無いと思います。
自覚症状のない方は、↓この「自覚症状なし」のフローチャートをやってください。
【症状なしの方】
①まずは大腸癌検診を最近受けたことがあればその際の便潜血検査の結果をご確認ください。もしその結果が陽性であれば、次に3〜5年以内に大腸カメラ検査をやったことがあるか否かを思い出してください。もし3〜5年以内に大腸カメラをやっていたとしても、便潜血が陽性になったこともありますし、保険適用にもなりますので、一度検査を受けていいと思います。もし、便潜血が陽性になって、3〜5年以内に大腸カメラを受けたことがない方は、検査をしておいた方がいいと思われる方になります。是非お時間を作っていただき検査を受けてください。
②大腸癌検診を受けていない方や、受けたけど便潜血が陰性だった方は、健康診断を最近受けたかを思い出してください。まず健康診断を受けられていない方は健康診断を受けましょう。健康診断を最近受けた方は、貧血が疑われるような結果がないかを確認してください。もし、貧血が疑われるような数値が該当していれば、大腸カメラの推奨度は2になりますので、検査をしておいた方がいいと思われます。
【最後に】
結果はいかがでしたか?
「推奨度3」だった方は、できるだけ早く当院もしくは、専門医のいる医療機関を受診してください。
「推奨度2」の方もなるべく早めにやっておきましょう。
「推奨度1」や推奨度が付かなかった方も、年に1度は大腸癌検診を受けて、予防と早期発見に努められることをお勧めします。
なお、上記はあくまでも目安です。無症状、便潜血陰性、貧血がなくても大腸癌の方もいないわけではありません。便秘も医者とご本人の意見が食い違うことはよくあります。
大腸がん検診→なし→健康診断→あり→貧血→なしの方は定期的(一年毎くらい)に大腸がん検診を受けていただくことをお勧めします。
【大事なことなのでもう一回】
最近では胃カメラから洗腸剤を投入する、下剤を飲まない大腸カメラを売りにしているクリニックが散在しますが、当院は対応しておりません。理由として、いいブログを発見したのでご紹介させていただきます。
かくたに内視鏡消化器内科クリニック 角谷宏先生
→危険!警告!不正!下剤を飲まない大腸内視鏡検査
思いつきでオリコン1位、ミリオン獲得のミュージシャンの方にクリニックのテーマ曲を作っていただきました。
暇つぶしによろしければお聞きください。
→Trust〜水明〜(クリック)
院長の大腸カメラへの思いを記載しております。
→http://tenpakubashi-cl.com/staff/
当院の大腸カメラのページです
→http://tenpakubashi-cl.com/colonoscopy/
全ては患者さんの「検査しとけばよかった・・・」を無くしたいから。
詳しくは当院のホームページ(←こちらをクリック)からどうぞ。
令和5年2月4日改訂 天白橋内科内視鏡クリニック 野田久嗣
・医学博士
・日本内科学会認定内科医
・日本消化器病学会消化器病専門医
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