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天白橋の内視鏡ブログ

胃カメラの費用はどれくらかかると思いますか?

胃カメラ

みなさんお待たせしました。専門医がお答えシリーズです!
お待たせし過ぎたかもしれませんし、誰もお待ちではないかもしれません。
天白橋内科内視鏡クリニックの院長野田です。

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あなたは、胃カメラ検査の費用が一体いくらくらいするのか、ご存知ですか?

「胃カメラ」と聞いて、多くの人が「つらい」「高額そう」といったイメージを持つのではないでしょうか?

実は、胃カメラ検査の費用は、検査の目的や保険適用の有無によって大きく異なり、場合によっては数千円で済むこともあります。

この記事では、胃カメラ検査でわかる病気や症状、検査を受ける前に知っておきたいこと、費用相場などを具体的に解説していきます。

もしかしたら、あなたのつらい胃の症状、早期発見・早期治療で改善できるかもしれません。 検査をためらっている方も、この記事を読めば、安心して検査に臨めるはずです。

胃カメラ検査でわかる病気と症状

「胃カメラ検査」と聞くと、皆さんはどんなことをイメージするでしょうか?「つらそう…」「痛そう…」という声が聞こえてきそうです。確かに、口や鼻から細い管を入れるなんて想像すると、少し不安になるかもしれませんね。

しかし、胃カメラ検査は、皆さんの大切な胃の健康を守るために、とても重要な検査なのです。胃の病気は、初期の段階では自覚症状が出にくいものが多く、「沈黙の臓器」とも呼ばれています。そのため、症状に気づかずに放置してしまい、病気が進行してから初めて病院に行くというケースも少なくありません。

胃カメラ検査では、胃の粘膜を直接観察することで、早期のがんや、がんになる前の段階である「胃炎」や「胃潰瘍」などを早期発見することができます。早期発見ができれば、それだけ治療も早く開始でき、治癒の可能性も高まります。

例えば、私が診察した患者さんで、胃の調子が悪いという自覚症状はあったものの、「検査は怖いから」と、胃カメラ検査を先延ばしにしていた方がいました。しかし、勇気を出して検査を受けた結果、進行した胃がんが見つかりました。

胃がんは、世界で癌発生率第4位、癌関連死亡率第2位であり、重要な健康問題です。早期発見できれば、完治の可能性が高い病気でもあります。

この患者さんのように、症状が軽い段階でも、胃カメラ検査を受けることで早期発見・早期治療につながるケースはたくさんあります。

胃炎:症状と種類、ピロリ菌感染との関連性

胃炎とは、胃の粘膜に炎症が起きている状態です。胃の粘膜は、例えるなら、私たちの家を守る外壁のようなものです。この外壁が、強いストレスや刺激にさらされ続けると、傷ついたり炎症を起こしたりすることがあります。これが胃炎です。

症状としては、胃の痛みやもたれ、吐き気、食欲不振などがあります。症状の出方や強さは人それぞれで、軽い症状ですむ場合もあれば、日常生活に支障が出るほどの強い症状が出る場合もあります。

胃炎は、大きく「急性胃炎」と「慢性胃炎」の2つに分けられます。急性胃炎は、暴飲暴食や刺激物の摂取、強いストレスなどによって胃に急激な負担がかかり、粘膜に炎症が起きるものです。

一方、慢性胃炎は、長期間にわたって胃炎が続くもので、その原因の多くはピロリ菌感染です。ピロリ菌は、胃の粘膜に生息する細菌で、この菌が胃に炎症を引き起こすことで、胃痛や胃もたれなどの症状が現れます。

ピロリ菌感染は、慢性胃炎だけでなく、胃潰瘍や胃がんのリスクを高めることも知られています。実際、ピロリ菌感染者の約20%が胃潰瘍を発症し、約1〜3%が胃がんを発症するという報告もあります。

2010年から2020年までの慢性萎縮性胃炎の有病率は約25%という報告もあります。

胃潰瘍:主な症状と原因、治療法

胃潰瘍とは、胃の粘膜が深くえぐれて「穴」が開いた状態のことです。例えるなら、胃の粘膜という「洋服」に、穴が開いてしまった状態と言えるでしょう。

胃潰瘍になると、胃痛や胃もたれ、吐き気などの症状が現れます。特に、空腹時にみぞおちあたりに強い痛みを感じることが多く、食事をとると痛みが和らぐという特徴があります。

胃潰瘍の主な原因は、ピロリ菌感染と、痛み止めによく使われる非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の長期服用です。ピロリ菌は、胃炎と同じように、胃の粘膜に炎症を起こし、その炎症がひどくなると潰瘍ができてしまうのです。NSAIDsは、胃の粘膜を保護する働きを抑えてしまうため、服用により潰瘍のリスクが高まります。

胃潰瘍の治療は、原因や症状に合わせて行われますが、ピロリ菌感染が確認された場合は、除菌療法を行うのが一般的です。NSAIDsが原因の場合は、服用を中止し、胃酸を抑える薬などを使用します。

胃がん:早期発見の重要性と胃カメラ検査の役割

胃がんは、胃の粘膜に発生するがんです。初期の胃がんは、ほとんど自覚症状がありません。そのため、「沈黙の臓器」と言われる胃は、気づかないうちに病気が進行してしまうことが少なくありません。

しかし、胃がんは、早期に発見できれば、完治の可能性が高い病気でもあります。早期胃がんの場合、手術だけで治癒する可能性も高く、抗がん剤治療などが必要ないケースも多いです。

胃がんの早期発見には、胃カメラ検査が非常に有効です。胃カメラ検査では、胃の粘膜を直接観察することで、がんの早期発見だけでなく、がんの前段階である「胃炎」や「胃潰瘍」の発見にも役立ちます。

胃がんは早期発見が非常に重要です。定期的な胃カメラ検査は、皆さんの健康を守る上で、非常に大切な役割を果たしています。

胃カメラ検査を受ける前に知っておきたいこと

胃カメラ検査を受けるにあたって、不安や疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
「口から入れるなんて苦しそう」「検査は痛くないの?」「そもそもどんな検査をするの?」 そんな疑問にお答えします。

検査を受ける前に、検査の流れや食事制限、鎮静剤のことなど、知っておくと安心できる情報をお伝えします。 事前にしっかりと準備しておくことで、安心して検査に臨めますよ。

胃カメラ検査の流れと時間

胃カメラ検査では、一体どんなことをされるのか、どのくらい時間がかかるのか、気になりますよね。 ここでは、一般的な胃カメラ検査の流れと時間について、私のクリニックでの流れを例にご説明します。

1. 問診(5分程度)

まずは、医師である私が、あなたの症状や既往歴などを詳しくお伺いします。 「お腹のどのあたりが痛みますか?」「いつから症状がありますか?」「過去に胃の病気にかかったことはありますか?」など、 気になる症状や不安なことは何でも教えてください。

特に、アレルギーや現在服用中の薬がある場合は、必ずお伝えください。 安全に検査を受けていただくために、重要な情報となります。

2. 検査の説明(5分程度)

検査の方法や注意点について、図や模型などを使いながら、小学生でもわかるように丁寧に説明します。 「カメラは口から入れるのですか?」「検査中、息をしていて大丈夫ですか?」など、 疑問点があれば、どんな些細なことでも遠慮なくご質問くださいね。

3. 局所麻酔(5分程度)

のどの奥に、苦味を抑えた、ピーチ味のする麻酔薬をスプレーします。 これにより、検査中の吐き気や痛みを軽減することができます。

麻酔が効くまで少し時間がかかりますので、リラックスして待ちましょう。 緊張すると余計に喉の筋肉が硬くなってしまうので、深呼吸をするなどしてリラックスしてくださいね。

4. 胃カメラの挿入(5~10分程度)

いよいよ胃カメラの挿入です。 左側を下にして横になり、マウスピースを装着します。 この時、なるべくリラックスして、力まないようにすることが大切です。

「オエッ」となるのが心配な方もいるかもしれませんが、 医師である私が、あなたのペースに合わせてゆっくりとカメラを挿入していきますのでご安心ください。

5. 胃の観察(5~10分程度)

モニターに映し出されたあなたの胃の中を、医師である私が詳しく観察します。 食道、胃、十二指腸の粘膜の状態などをチェックし、炎症や潰瘍、ポリープ、腫瘍などがないかを確認します。

「胃の粘膜が赤くなっている部分がありますが、これは胃炎の兆候かもしれません。」 「少しポリープが見られますね。念のため組織検査を行いましょう。」 など、検査中に気になる所見があれば、その場でご説明します。

6. 生検(必要に応じて)(5分程度)

検査中に異常な部分が見つかった場合は、組織の一部を採取する「生検」を行います。 生検は、細胞を採取して顕微鏡で調べることで、より正確な診断を行うために必要な場合に行います。

例えば、ポリープが見つかった場合、それが良性なのか悪性なのかを判断するために生検を行うことがあります。 また、胃炎の程度を調べるために生検を行うこともあります。

生検は、胃カメラ検査中に同時に行うことができ、通常は5分程度で終了します。 採取する組織はごく少量なので、体に負担がかかることはほとんどありません。

7. 胃カメラの抜去(1分程度)

検査が終了したら、ゆっくりと胃カメラを抜去します。 カメラが抜ける際は、多少の違和感があるかもしれませんが、すぐに治まりますのでご安心ください。

8. 検査後の経過観察(15分程度)

検査後、少しの間安静にして、体調に問題がないかを確認します。 鎮静剤を使用した場合、しばらくの間ふらつきが残ることがあるので、回復するまでゆっくりと過ごしましょう。 また、検査後もしばらくは、のどの違和感や軽い吐き気などを感じる場合がありますが、時間の経過とともに改善していきます。

検査時間は、鎮静剤の使用や生検の有無などによって個人差がありますが、おおむね30分から1時間程度です。

検査前の食事制限:いつから何を制限する?

胃カメラ検査では、検査前に食事を制限する必要があります。 これは、胃の中を空っぽにすることで、カメラで胃の中を鮮明に観察するためです。 食事制限の内容は、医療機関によって多少異なりますが、私のクリニックでは、以下のような食事制限をお願いしています。

検査前日の食事

  • 夕食は、午後8時までに、消化の良いものを軽めに済ませましょう。おかゆやうどん、豆腐、白身魚など、胃に負担がかかりにくいものがおすすめです。
  • 香辛料の多いもの、脂っこいもの、繊維質の多いものなどは、胃に負担がかかりやすいので避けましょう。
  • 食後から就寝までの間は、絶食とさせていただきます。

検査当日の食事

  • 検査当日は、絶食です。水やお茶などの飲み物も控えてください。
  • どうしても喉が渇く場合は、検査の2時間前までに、少量の水かお茶を飲むようにしてください。

薬の服用

  • 普段服用している薬がある場合は、検査当日に服用しても問題ないか、事前に医師に相談してください。
  • 特に、糖尿病の薬や心臓病の薬など、服用時間を守ることが重要な薬については、必ず医師の指示に従ってください。

鎮静剤の使用:種類と効果、注意点

胃カメラ検査は、口や鼻から細い管を入れるため、「オエッ」となるのが辛い、痛みが心配、といった方もいらっしゃるかもしれません。 そこで、検査中の苦痛や不安を和らげるために、鎮静剤を使用することがあります。

鎮静剤には、注射で投与するものと、点滴で投与するものがあります。効果や持続時間は、薬の種類や量によって異なりますが、 検査中にウトウトと眠ってしまう程度の軽い鎮静から、完全に意識がなくなるほどの深い鎮静まで、調整することができます。

鎮静剤を使用することで、検査中の苦痛や不安を軽減できるだけでなく、検査後の疲労感や吐き気なども抑えることができます。

しかし、鎮静剤を使用すると、検査後しばらくの間は、自動車の運転や危険を伴う作業、重要な判断を必要とする作業などが制限されます。 鎮静剤の使用を希望される場合は、検査後の予定に影響が出ないよう、事前に医師に相談するようにしましょう。

 

 

 

組織検査(生検)が必要なケース

胃カメラ検査中に、医師が「少し気になるなぁ」と思う部分を見つけたら、組織検査(生検)を行うことがあります。 組織検査は、胃の粘膜の一部を採取して、顕微鏡で詳しく調べる検査です。 採取した組織を調べることで、炎症の程度や種類、がん細胞の有無などを確認することができます。

組織検査は、胃カメラ検査中に同時に行うことができ、通常は5分程度で終了します。 採取する組織はごく少量なので、体に負担がかかることはほとんどありません。

組織検査が必要となるケースとしては、次のようなものがあります。

  • 胃炎: 炎症の程度や種類を調べるため。
  • 胃潰瘍: 悪性腫瘍との鑑別やピロリ菌感染の有無を調べるため。
  • ポリープ: 良性か悪性かを判断するため。
  • がんの疑い: 確定診断を行うため。

例えば、胃炎の場合、その程度や種類によって治療法が変わってきます。 軽い胃炎であれば、生活習慣の改善や薬物療法で改善しますが、 萎縮性胃炎のように、胃がんのリスクが高い胃炎の場合は、定期的な検査が必要となります。

また、ポリープの場合、大きさや形、数などによって、経過観察になる場合や、 内視鏡で切除する治療が必要になる場合があります。

組織検査は、これらの病気の診断や治療方針の決定に非常に役立つ検査ですので、 医師から組織検査を勧められた場合は、検査を受けるようにしましょう。

名古屋市天白区で胃カメラ検査を受けるなら

胃の不調、気になりますよね。

「最近、胃がムカムカする…」 「食欲がない日が続いている…」 「胃のあたりが、チクチク痛む時がある…」

こんな症状、ありませんか?

もしかしたら、それは胃からのSOSサインかもしれません。

胃は、私たちが毎日食べるものを消化し、栄養を吸収してくれる、とても大切な器官です。 しかし、その一方で、ストレスや不規則な生活、食習慣の影響を受けやすく、様々な病気を抱えやすい臓器でもあります。

「でも、胃カメラって、なんだか痛そうで怖い…」

そう思って、検査をためらっていませんか?

確かに、以前の胃カメラ検査は、太い管を口から入れるため、強い吐き気や苦痛を伴うものでした。 しかし、最近の胃カメラは、技術の進歩により、直径わずか5mm程の細い管を使用するものが主流となっています。

「えっ!そんなに細いの?」

と、驚かれる方もいるかもしれませんね。

実は、この細さこそが、患者さんの負担を軽減する最大のポイントなのです。

さらに、鼻から挿入する経鼻内視鏡という方法もあります。 これは、口から入れるよりも、吐き気を感じにくいというメリットがあり、患者さんの体格や希望に応じて使い分けられています。

また、検査中は、苦痛を和らげるために、鎮静剤を使用することも可能です。 鎮静剤を使うと、うとうとしたような状態で検査を受けることができるので、「検査が怖い」という方でも安心して検査を受けることができます。

「でも、検査で本当に何か見つかるの?」

そう思われる方もいるかもしれません。

実際、私のクリニックにも、「症状が軽いから」「大したことないだろう」と、自己判断で放置してしまい、症状が悪化してから来院される患者さんが多くいらっしゃいます。

しかし、胃の病気の多くは、初期段階では自覚症状がほとんどありません。

例えば、胃がんの初期の場合、自覚症状がほとんどないことが多く、健康診断や人間ドックで偶然発見されるケースが多い病気です。 そのため、「沈黙の臓器」とも呼ばれています。

早期発見のためにも、定期的な胃カメラ検査が重要となるのです。

天白橋内科内視鏡クリニックの特徴

当クリニックでは、「患者さまの不安を、少しでも和らげたい」という思いから、胃カメラ検査を受けるにあたって、患者さまが抱える不安や疑問に、丁寧に寄り添うことを心がけています。

検査前には、医師である私自身が、患者さまとじっくりとお話をさせていただきます。 その際、「胃のどのあたりが、どのように痛むのか」「いつ頃から症状が出始めたのか」「過去に胃の病気にかかったことはあるか」など、気になる症状や不安なことがあれば、些細なことでも構いませんので、遠慮なくお伝えください。

特に、「特定の食品でアレルギー症状が出る」「現在服用中の薬がある」といった情報は、安全に検査を受けていただくために、非常に重要です。

検査方法についても、図や模型などを使いながら、小学生でもわかるように、わかりやすく説明いたします。 「カメラは口から入れるのですか?」「検査中、息をしていて大丈夫ですか?」など、疑問点があれば、どんなことでもお気軽にご質問ください。

検査中は、患者さまの緊張を和らげるように、リラックスできる音楽をかけたり、優しい言葉かけを心がけたりするなど、きめ細やかな対応を心がけています。

検査後には、検査結果の説明はもちろんのこと、病気や治療に関する疑問、食事や生活習慣に関するアドバイスなど、患者さま一人ひとりのご要望に合わせて、丁寧に対応させていただきます。

胃カメラ検査の費用:保険適用と自費診療

胃カメラ検査の費用は、検査を受ける目的や、保険適用の有無によって異なります。

健康保険が適用される場合は、検査費用の一部を負担するだけで検査を受けることができます。 自己負担額は、年齢や加入している保険の種類によって異なり、3割負担の方であれば、1,500円~4,500円程度が目安です。

健康診断や人間ドックなど、病気の診断目的ではなく、ご自身の希望で検査を受ける場合は、保険適用外となり、全額自己負担となります。 費用は医療機関によって異なりますが、10,000円〜12,000円程度が目安です。

アクセス:名古屋市営地下鉄鶴舞線「原駅」より徒歩2分

「天白橋内科内視鏡クリニック」は、名古屋市営地下鉄鶴舞線「原駅」2番出口より徒歩2分の場所にあり、アクセスも便利です。お仕事帰りや買い物のついでにもお立ち寄りいただけます。また、お車でお越しの方のために、提携駐車場もご用意しています。

住所:〒468-0027 愛知県名古屋市天白区天白町大字植田東3丁目1101 電話番号:052-801-1112

胃の健康は、毎日の生活の質に大きく影響します。 少しでも気になる症状があれば、我慢せずに、お気軽にご相談ください。

まとめ

今回の記事では、胃カメラ検査でわかる病気と、検査を受けるにあたって知っておくべき情報がまとめられています。胃の病気は初期症状が出にくいため、胃カメラ検査による早期発見・早期治療が重要です。検査は口からの挿入だけでなく、鼻からの挿入も可能で、希望すれば鎮静剤の使用もできます。費用は保険適用で1,500円~4,500円程度、自費診療の場合は10,000円~12,000円程度が目安です。

 

全ては患者さんの「もっと早く治療しとけばよかった・・・」を無くしたいから。

詳しくは当院のホームページ(←こちらをクリック)からどうぞ。




令和6年8月20日 天白橋内科内視鏡クリニック 野田久嗣

・医学博士
・日本内科学会認定内科医
・日本消化器病学会消化器病専門医
・日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医
・がん治療認定医

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参考文献

  • Yin Y, Liang H, Wei N, Zheng Z. Prevalence of chronic atrophic gastritis worldwide from 2010 to 2020: an updated systematic review and meta-analysis. Annals of palliative medicine 11, no. 12 (2022): 3697-3703.

追加情報

[title]: Prevalence of chronic atrophic gastritis worldwide from 2010 to 2020: an updated systematic review and meta-analysis.,

2010年から2020年までの世界における慢性萎縮性胃炎の有病率:最新の系統的レビューとメタ分析

【要約】

  • 胃癌は、世界で癌発生率第4位、癌関連死亡率第2位であり、重要な健康問題です。

  • 本研究は、胃癌の前癌病変である慢性萎縮性胃炎(CAG)の過去10年間の有病率とそのヘリコバクターピロリ(HP)感染との関連を調査することを目的としています。

  • Web of Science、PubMed、Cochrane、Embaseで系統的に検索を行い、過去10年間の世界的な追跡調査をメタ分析しました。

  • 14件の研究がメタ分析に含まれ、CAGのプールされた有病率は約25%でした。

  • CAGのリスクは、HP陽性患者ではHP陰性患者よりも約2.4倍高かったです。

  • サブグループ分析では、CAGの有病率とHP陽性患者のCAGリスクは、組織学的に診断された場合、血清学的に診断された場合よりも高くなりました。

  • 世界的なCAGの有病率は依然として高く、HP感染はCAGの重要なリスク因子であり続けています。

  • 将来的には、大規模な研究が必要であり、CAGの有病率をさらに抑制し、胃癌の負担を軽減する必要があります。

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36635994,

[quote_source]: Yin Y, Liang H, Wei N and Zheng Z. "Prevalence of chronic atrophic gastritis worldwide from 2010 to 2020: an updated systematic review and meta-analysis." Annals of palliative medicine 11, no. 12 (2022): 3697-3703.