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天白橋の内視鏡ブログ

【市販薬では治らない?】「胃がキリキリ痛む」あなたがまず受けるべき検査とは

内科  / 胃カメラ

「たかが胃痛」と放置していませんか?実はその痛み、重篤な病のサインかもしれません。放置すると取り返しのつかない事態に陥ることも…。胃痛の原因は様々で、市販薬で一時的に痛みを抑えても根本的な解決にはなりません。この記事では、胃痛の種類や症状、考えられる病気、そして危険な胃痛の特徴を解説します。早期発見・早期治療の重要性についても触れ、ピロリ菌検査や胃カメラ検査のメリット・注意点も詳しくご紹介します。つらい胃痛から解放されたい方は、ぜひこの記事を読んで、適切な対策を学んでください。

 

【この記事の著者のご紹介】
みなさんお待たせしました。専門医がお答えシリーズです!
お待たせし過ぎたかもしれませんし、誰もお待ちではないかもしれません。
内視鏡といえば天白橋。内科もやっぱり天白橋。天白橋内科内視鏡クリニックの院長野田です。

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胃痛の原因を特定する3つのポイント

胃痛。それは誰もが一度は経験する、ありふれた症状です。たかが胃痛、と安易に考えていませんか?実は、その裏には様々な原因が潜んでおり、放置すると重篤な病気に繋がる可能性もあるのです。

市販薬で一時的に痛みを抑えても、根本的な原因を特定しなければ、胃痛は繰り返しあなたを苦しめます。まるでモグラ叩きのように、ある症状を抑えても、また別の場所から痛みが出てくるかもしれません。

胃痛を根本から解決するためには、原因を特定することが不可欠です。痛みの種類や症状、普段の生活習慣、過去の病歴。これらを手がかりに、真の原因を探っていきましょう。当院は内科・内視鏡クリニックとして、どんな些細な胃の不調でも親身になって相談に乗ります。お気軽にご相談ください。

 

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胃痛の種類と症状:キリキリ、ズキズキ、シクシクなど

胃痛と言っても、その感じ方は千差万別。「キリキリ」「ズキズキ」「シクシク」など、様々な表現で表されます。この痛みの種類こそが、原因特定の重要なカギとなるのです。

  • キリキリとした痛み: 胃の粘膜がナイフで切られるように傷ついているサインかもしれません。これは、胃潰瘍や胃炎といった病気でよく見られる痛み方です。胃酸によって胃の粘膜が炎症を起こし、まるで擦り傷のような状態になっていると想像してみてください。

  • ズキズキとした痛み: 胃の炎症がさらに進行している、もしくは胃がけいれんを起こしている可能性があります。ズキズキと脈打つような痛みは、心臓がドクドクと脈打つように、胃が痙攣していることを示唆しています。胃がんや進行した胃潰瘍などで見られることがあります。

  • シクシクとした痛み: 慢性的に胃の炎症が続いている可能性があります。これは、まるで長年使い古した布のように、胃の粘膜が弱っている状態です。慢性胃炎や機能性ディスペプシアなどが考えられます。

これらの他に、胃が重苦しい、締め付けられるような感覚、焼けるような感覚、膨満感なども胃痛の症状として現れることがあります。

例えば、胃が重苦しい、締め付けられるような感覚は、胃の運動機能が低下しているサインかもしれません。食べたものが胃に停滞し、まるで石が詰まっているかのような不快感を引き起こします。

また、焼けるような感覚は、胃酸が過剰に分泌されている可能性があります。胃酸は強力な酸性なので、過剰に分泌されると胃の粘膜を刺激し、焼けるような痛みを生じさせます。

さらに、膨満感は、胃の中にガスや食べ物が溜まっている状態です。まるで風船のように胃が膨らみ、不快な圧迫感を引き起こします。

ご自身の胃痛の症状を具体的に把握することで、原因特定の精度が格段に向上します。医師に伝える際には、「何となく痛い」ではなく、「キリキリと刺すような痛み」のように具体的な表現を用いて説明するようにしましょう。

考えられる病気:胃炎、胃潰瘍、胃がん、逆流性食道炎など

胃痛を引き起こす病気は実に様々です。代表的なものとしては、胃炎、胃潰瘍、胃がん、逆流性食道炎などが挙げられます。これらの病気は、それぞれ異なる原因やメカニズムで胃痛を引き起こします。

  • 胃炎: 胃の粘膜に炎症が起こっている状態です。様々な原因で起こりますが、主な原因はストレスや暴飲暴食、そしてピロリ菌感染です。

  • 胃潰瘍: 胃の粘膜が深くえぐれた状態です。胃酸によって胃壁が消化されてしまい、強い痛みや吐血を伴うこともあります。

  • 胃がん: 胃に発生する悪性腫瘍です。初期段階では自覚症状がない場合も多いですが、進行すると胃痛や吐き気、体重減少などの症状が現れます。

  • 逆流性食道炎: 胃酸が食道に逆流することで、食道の粘膜に炎症が起こる病気です。胸やけやげっぷ、喉の違和感といった症状も現れます。胃酸は強力な酸性なので、食道の粘膜を傷つけ、炎症を引き起こすのです。

その他にも、十二指腸潰瘍や機能性ディスペプシアなど、様々な病気が胃痛を引き起こす可能性があります。自己判断は禁物です。医療機関を受診し、適切な検査を受けることが大切です。

危険な胃痛の特徴:突然の激痛、吐血、下血など

多くの胃痛は比較的軽度で、自然に治癒することもあります。しかし、中には緊急の処置が必要な危険な胃痛も存在します。

  • 突然の激しい痛み: 胃や腸に穴が開いてしまう胃穿孔や、膵臓に炎症が起こる急性膵炎などが疑われます。胃穿孔は、胃酸が腹腔内に漏れ出し、激しい腹膜炎を引き起こす危険な状態です。

  • 吐血: 胃や食道など、消化管からの出血を示す症状です。胃潰瘍や胃がん、食道静脈瘤破裂などが考えられます。コーヒーかすのような色の吐血は、出血が既に胃酸と反応していることを示し、緊急性を要します。

  • 下血: 黒っぽい便や血便が出た場合は、消化管からの出血が疑われます。タール状の便は、上部消化管からの出血が疑われ、鮮血を伴う便は、下部消化管からの出血が疑われます。

また、高熱や意識障害を伴う場合も、重篤な病気が隠れている可能性があります。少しでも異変を感じたら、すぐに医療機関に相談しましょう。早期発見・早期治療こそが、健康を守る上で非常に重要です。

ピロリ菌検査と胃カメラ(内視鏡検査)で早期発見・早期治療

胃の痛み。誰もが一度は経験する症状ですよね。もしかしたら、「たかが胃痛」と軽く考えていませんか?

実は、胃痛は様々な病気が隠れているサインの可能性があるのです。放っておくと、重篤な病気に進行してしまうケースもあるため、早期発見・早期治療が何よりも重要です。

当院では、内科全般の相談を受け付けております。風邪のような症状から、生活習慣病、アレルギー、そして内視鏡検査まで、幅広く対応していますので、些細な胃の不調でもお気軽にご相談ください。

今回は早期発見・早期治療に欠かせない検査であるピロリ菌検査と胃カメラ(内視鏡検査)について解説します。

ピロリ菌検査の方法:尿素呼気試験、血液検査、便検査など

ピロリ菌検査は、胃の中にピロリ菌という細菌がいるかどうかを調べる検査です。ピロリ菌は胃炎、胃潰瘍、そして胃がんといった、様々な胃の病気を引き起こす原因菌として知られています。

ピロリ菌検査には、主に以下の3つの方法があります。

  1. 尿素呼気試験: 尿素という物質を少量飲んで、その後、息を採取して分析します。ピロリ菌がいると、尿素が分解されて二酸化炭素が発生するため、息の中の二酸化炭素の量を測定することで、ピロリ菌感染の有無を判断できます。検査時間は短く、体への負担も少ないため、多くの医療機関で採用されている検査方法です。

  2. 血液検査: 血液中のピロリ菌に対する抗体(ピロリ菌をやっつけるために体が作る物質)の量を測定します。この検査では、過去にピロリ菌に感染したことがあるかどうかを調べることができます。簡便に実施できるというメリットがありますが、現在感染しているかどうかを正確に判断できない場合があるため、他の検査と組み合わせて行うことがあります。

  3. 便検査: 便の中にピロリ菌の抗原(ピロリ菌が持っている特定の物質)が含まれているかどうかを調べます。現在感染しているかどうかを調べることが可能ですが、検査の精度が他の検査に比べて低い場合があるため、他の検査と組み合わせて行うことがあります。

胃カメラ(内視鏡検査)のメリット:直接観察、組織採取が可能

胃カメラ(正式には上部消化管内視鏡検査)は、口もしくは鼻から細い管状のカメラを挿入し、食道、胃、十二指腸の内部を直接観察する検査です。

胃カメラ検査の最大のメリットは、胃の粘膜の状態を直接確認できることです。これにより、胃炎、胃潰瘍、胃がんなどの病気を早期に発見できる可能性が高まります。レントゲン検査では発見できない小さな病変や、粘膜の微妙な変化を見つけることができるため、早期発見・早期治療に大きく貢献します。

また、必要に応じて組織を採取し、顕微鏡で詳しく調べる病理検査を行うことも可能です。病理検査によって、より正確な診断を下すことができます。

胃カメラ(内視鏡検査)を受ける上での注意点:前日の食事制限、検査中のリラックス方法

胃カメラ(内視鏡検査)を受ける際の注意点について説明します。

前日の食事は、午後9時頃までに済ませ、消化の良いものを食べるようにしてください。検査当日は絶食です。水やお茶は飲んでいただいて構いませんが、牛乳やジュースなどは控えてください。

検査中は、医師の指示に従い、リラックスすることが重要です。緊張すると検査がスムーズに進まない場合があるため、深呼吸をするなどしてリラックスするように心がけましょう。検査による苦痛が心配な方は、鎮痛剤や鎮静剤の使用も可能ですので、医師に相談してみてください。

検査後は、しばらく安静にする必要があり、車の運転は控えてください。また、食事は医師の指示に従って再開してください。

名古屋市での胃カメラ検査:天白橋クリニックの特徴

天白橋クリニックでは、経験豊富な内視鏡専門医が検査を担当します。患者さん一人ひとりに合わせた丁寧な診療を心がけていますので、安心して検査を受けていただけます。当院は名古屋市営地下鉄鶴舞線「原駅」から徒歩2分とアクセスが良く、提携駐車場も完備していますので、お車でも公共交通機関でも通院が便利です。

一般的な内科診療はもちろんのこと、医療アートメイクなど、幅広い診療科目に対応しています。胃の不調でお悩みの方は、些細なことでもお気軽にご相談ください。

天白橋クリニックで安心・確実な胃の検査

胃の痛み。それは、多くの人が経験するありふれた症状です。しかし、その痛みは、時として深刻な病気を知らせるサインである可能性があります。「たかが胃痛」と安易に考えて放置してしまうと、病状が悪化し、取り返しのつかない事態を招くことも少なくありません。

胃痛を感じたら、まずは医療機関を受診し、適切な検査を受けることが大切です。天白橋クリニックでは、患者様一人ひとりの症状に真摯に向き合い、丁寧な診察と的確な検査で胃痛の原因を究明し、最適な治療をご提案いたします。当院は、内科全般の診療に対応しており、風邪症状から生活習慣病、アレルギー、そして専門である内視鏡検査まで、幅広く診療を行っておりますので、些細な胃の不調でもお気軽にご相談ください。

アクセス:名古屋市営地下鉄鶴舞線「原駅」より徒歩2分、提携駐車場完備

天白橋クリニックは、名古屋市営地下鉄鶴舞線「原駅」2番出口から徒歩わずか2分という好立地にあります。駅近なので、通勤・通学途中や、お買い物のついでにもお気軽にお立ち寄りいただけます。また、お車でお越しの方のために、提携駐車場もご用意しております。遠方からお越しの方でも安心してご来院いただけます。原駅周辺には、飲食店やスーパーマーケット、ドラッグストアなど、様々な商業施設が充実していますので、受診後のお買い物にも便利です。

交通手段 詳細
電車 名古屋市営地下鉄鶴舞線「原駅」2番出口より徒歩2分
提携駐車場完備(近隣のコインパーキングをご利用いただけます。駐車券をご提示いただければ、補助をいたしますので受付にお申し出ください。)

院内の雰囲気:リラックスできる空間

医療機関を受診する際、緊張や不安を感じるのは当然のことです。天白橋クリニックでは、患者様に少しでもリラックスして過ごしていただけるよう、院内環境にも配慮しています。清潔感あふれる明るい待合室には、ゆったりと座れるソファをご用意しています。落ち着いたBGMが流れ、穏やかな雰囲気の中で診療をお待ちいただけます。診察室はプライバシーに配慮した個室となっており、安心してご相談いただけます。

費用:保険診療、自費診療の料金

天白橋クリニックでは、保険診療と自費診療の両方を行っています。胃カメラ(内視鏡検査)は保険診療の対象です。費用は検査内容によって異なりますが、3割負担の場合、事前診療は約2,200円~約3,850円、内視鏡検査(検査のみ)は約4,400円です。組織を採取する場合は、検査のみに加えて約5,500円~約7,700円程度、組織採取やお薬の処方があった場合の検査日は、16,500円(税込み)程度となります。ピロリ菌検査や血液検査なども保険適用で受けていただけます。自費診療については、医療アートメイクやエクソソーム点滴療法など、患者様のご希望に合わせて幅広く対応いたします。費用についてご不明な点がございましたら、ご遠慮なくお問い合わせください。

問い合わせ方法:電話、メール、ウェブサイト

天白橋クリニックへのお問い合わせは、電話、メール、ウェブサイトから受け付けています。ご質問やご予約など、どんな些細なことでもお気軽にお問い合わせください。

まとめ

胃痛は、様々な病気が隠れているサインかもしれません。「たかが胃痛」と軽く考えず、早期発見・早期治療が大切です。

痛みの種類(キリキリ、ズキズキ、シクシクなど)や症状、生活習慣などを把握し、医療機関を受診しましょう。

天白橋クリニックでは、ピロリ菌検査や胃カメラ(内視鏡検査)による精密検査で、胃炎、胃潰瘍、胃がんなどの早期発見に努めています。

経験豊富な内視鏡専門医が、患者さん一人ひとりに寄り添った丁寧な診療を行いますので、些細な胃の不調でも安心してご相談ください。 平日は夜間診療、土曜日も診療を行っているので、忙しい方でも通院しやすい環境です。まずはお気軽にお問い合わせください。

 

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令和7年6月13日 天白橋内科内視鏡クリニック 院長 野田久嗣

・医学博士
・日本内科学会認定内科医
・日本消化器病学会消化器病専門医
・日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医

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